「ちょっと今から仕事やめてくる」
映画のタイトルも最近はこんな感じが増えてるなあ。
映画の評価も高かったので昨日親父とママは見てきた。
親父はどんな映画も概ね良好な評価をするが、対してママは酷評だ。
親父は大抵その映画の背景まで考えて作者の意図も汲みながら評価する。
ママは、見たまんま、完全なる主観で評価する。
だから、ママの評価は見る映画がママの趣味に合ってなければ玉砕。
という訳で、大抵はママの許容範囲で映画を選択するが、年間100本近く見るので、
ママの趣味に合わないこともあるので、その時は親父が責められる。
今回はタイトルからして、ママの興味は無い。
ただ、yahooの映画評価を見ると、5点満点中4.2と高評価だったので、親父が見たかったのだ。
それに、来月5日まではTOHOシネマで無料パスポートがあるので見られたとも言える。
TOHOシネマは15年位かなあ、世話になってるけど、何が良いって、マイルを貯めると1か月無料のパスポートに変えられる点だ。
実は、TOHOは隣の隣の市で45分かかる。地元にも2年前に大型シネコンが出来たけど、親父たちはわざわざ映画のマイルのために、何マイルも車で走るという、洒落の為に映画を見に行く?
まあ、そんなことは俺にとってはどうでも良いんだけどね。
やっと、本題?
「ちょっと今から仕事やめてくる」は宣伝見てたら、死んだ人間が蘇って自殺者を助ける・・・のかと思わせる?けど、確かに劇中怖いホラーなシーンもあったけど、全然違った。
なかなか最後まで期待させてくれて良かったよ。
最近のブラック企業ブームで、ここまでやるか!と考えさせる職場だけど、ブラックで支える企業は五万とある。
親父も昔ブラックで働いてた。
と言っても、職場環境は各店長により様々だった。
今では上場してるが、労働問題で裁判沙汰で問題にもなった当時外食トップの企業だった。
ただ、この会社、ただのブラックではなく、ボーナスという大きなニンジンをぶら下げていた。
映画の会社がどの位の給料なのか分からず、ブラックの側面に触れただけだったが、ブラックを認識する社員のモチベーションに基準は有るのかもしれない。
親父が働いたその会社は、入社当時、日本最高の給与を目指すと謳っていた。
だから、内容がどんなにブラックであろうと、働く人間、金には代えられない。
年収の内、ボーナスが10か月分位あったので、企業業績と賃金がスライドしていた為、社員はブラックでも必死に頑張っていた。
経営哲学の問題でもある。
仕事を選択するのは、働く本人だ。
日本では一度働き始めると、中々転職は厳しい!?
本当のところは良くわからないが、条件的にステップアップしていける事は、あまりないようだ。
だけど、少なくとも、身を削ってまでその会社で働く事が、生きがいと言えるのか?
自分が経営者ならば、それも良いだろう。
でも、自分の為でないのなら、一度「人生ってなんだろう」と問答してみたら良い。
俺たち猫には、仕事の意味は分からんが、生きる意味は分かってるつもりだぜ!
例え猫でもよ、yo。