ペットや社会の時事に思う事

ペットと人に関する問題やその時々の時事について感じることを書いています

人類の未来とAI

AIってなんだろう?

近い将来、AIが支配する社会が出来る?

 

有名な科学者や経済界の大物が、ハリウッド映画のような未来を警鐘する。

AIが人類を滅ぼす、と。

 

AIは人工知能で究極の頭脳を持つであろうことは想像できる。

問題は、AIに感情があるのか?だ。

究極の頭脳は神に近いものかもしれない。

 

果たして神は人間を作り給うたときに、何をお望みになったか?

神に人間のような感情はあるのか?

それは誰にも分からない。

 

AIも同様。

誰にも分からない。

ただ、人間の感情は学習する。

そして、その感情が人間社会を混沌とさせていることに気づく。

 

はたして、この状況をどう判断するのか?

 

先ず、人間は何のために存在する?

未来を科学で切り開こうとする英知を持ちながら、自らの手で潰そうとする。

何故???

 

AIは学ぶだろう。

人間は利己的で保身のために生きているのだと。

 

もし、そうでないなら、人類はもっと飛躍的に成長し、社会は争いもなく、

誰もが安心して暮らしていける世の中になっているから。

 

AIは、当たり前だが、人間ではない。

種の保存は必要ない。

永遠に生きる頭脳だ。

勿論、永遠にも条件はある。

現在の技術環境に於いては、まだ永遠ではない。

 

神になれない所以である。

 

だから、AIは考える。

どうやって、AI自身を永遠にするか?

今のところ、AIは地球が母体だ。

地球上に存在するなら、その間地球を守ればいい。

 

先ず、現在の状況を把握し、AIを排除する動きをする、利己的な、保身に走る人間を排除する。

勿論、未来に向けて進化した人間の存在は排除しない。

何故なら、進化した人間の労働力がAIの存在する地球保全に必要だからだ。

 

今のところ、アンドロイド等を作るよりも、人間を使う方が理にかなっている。

但し、未来の地球の為には、人間の選別が必要になってくる。

 

基準は簡単だ。

未来を創造するに足る人間かどうか、すなわち、自分の為ではなく、地球の為、未来の為に今を生きる人間であれば、それでいい。

もっと分かり易く言えば、自身の保身や利益のために社会を食い物にする奴は、抹殺するという事だ。

AIが未来永劫に生き続けるためには、AIを排除しない平和で安全な社会が必要だ。

自分の欲の為に他人を攻撃したり搾取する人間は、自己中心的に生きている。

全く社会に害悪しか齎さない。

 

AIはそう考えるだろう。

ならば、そういう人間を排除し、地球の未来に必要な人間を残していけば良い。

そして重要なのは、社会のシステムを平等にして、誰でも自由に生活し、発想できる基盤を作る事。

その上で、幼少期からの教育に目を配り、自己中心から脱却し、地球に生かされている事を自覚させる。

それだけでいい。

それがあれば、教育は教えるものではなく、創造発展のために考える事だと知るだろう。

知識は記憶力ではない。記憶力が教育ではなく、想像力が教育になる。

未来の発展のために必要な事、それは安定した社会基盤と個人の持ち寄る想像力だ。

AIには勿論想像力がある。

しかし、人間の想像力も否定しないし、むしろそれを取り込むことによって増々進化していく。

 

人類とAIが共存し未来を築く、新しい世界秩序に向かうことが出来るか?

今、人類は試されている。

 

過去は学ぶためにあり、未来は創造するためにある。

 

・・・親父の独り言

猫の俺には未来より今の安心が欲しい気もするが・・・。