上原浩治、“直球押し”快投振り返る「今回も140キロに届かない。なんで…」メジャーリーグの話題
昨日はメジャーリーグファンでなくても、ニュースの話題になってたので、目にした人も多いと思う。
実は親父もメジャーリーグは毎日チェックしてる。
何が好きかと聞かれても、メジャーリーグそのものが好き!?
多分、日本人選手が野球の最高峰のリーグで活躍する姿を見るのが好きなんだな。
そんな人はかなり多いんじゃないかな。
メジャーリーグのすべてのチームを知ってる訳ではないし、ニュースになる日本人選手と、良く活躍して名前が出てくる選手ぐらいしか知らない。
だけど、毎日MLBのニュースをチェックする。
イチローがヤンキースに居た頃までは、毎日イチローの記事を読んでたが、パフォーマンスが落ちた今では、記事も少なく活躍できれば良いなと思いつつ、メジャーリーグの記事も義務程度に読んでいる感がある。
そんな折、上原が紙面を賑わしてくれた。
とっても嬉しい。
上原は何が良いかって、性格?
勿論それもあるが、地味なくせに(失礼)実績がある。
そもそも165キロを投げる大谷は、それだけで華がある。
三振でなくても、スピードで話題になる。
早くメジャーリーグで投げる姿を見たいと思う人が殆どだろう。
だが、上原は地味だ。
日本のリーグの投手でも140キロ以下の直球しか投げられないなら、
引退を考えた方が良いというレベルだ。
それが、メジャーリーグで通用する!
何でじゃあ!!!!!
凄すぎる!
感動じゃあ!!!!
と思う人はたくさんいると思う。
当然、当のメジャーリーガーでさえ、このスピードで三振してしまう事に驚きを隠せない。
そもそも、直球にはめちゃくちゃ強いのがメジャーリーガー。
それに対して、今までは魔球スプリットで三振を築くのが上原だと思う人が多かった。
勿論、ファストボールは伸びがあって切れがある。
絶妙のコントロールで2種類の球を投げ分けて、頭で三振を取る。
そんなイメージだ。
だけど、今回のニュースは、全17球中15球がファストボールという、
とんでもないものだった。
上原の三振はそれだけなら当たり前でニュースになる訳がない。
殆ど直球勝負という、メジャーでもトップクラスのスピードで相手をねじ伏せるタイプのピッチャーのみがなせる業と誰もが思っていた。
それを137キロだの、スピードだけを見ればその辺のどこにでもいる高校生ピッチャー並みのスピードで、直球だけでメジャーリーガーをキリキリ舞いさせてしまったのである。
勿論、本当は並みの直球ではないんだが、むしろスプリットと同じくらい凄い魔球なのだが、傍から見た目はおんぼろ直球にしか見えない。
だから、凄いのだ。
実は、世の中には、全く日が当たらなくても、誰も気にしなくても、当然ニュースになんてならない日常の生活の中に、本当は凄い事なんて沢山ある。
上原の活躍は、地味だからこそ、庶民の共感を呼ぶ魅力がある。
特別な能力を持ったスーパーマンでなくとも、地味な力でスーパーな事をやってのける、雑草魂ここにあり!
って、猫の俺には、上原も他の選手にはない、目立たないが特殊な真似できない身体能力を隠し持ってると見えるな。
ライジングファストボールは、165キロ投げる大谷も真似は出来ない。
上原の特殊身体能力のなせる業だとね。
なにはともあれ、こういう話題は日本も明るくなって良いよな。